第81問‐奈良県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「痔及び痔の薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第81問‐痔及び痔の薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「直腸粘膜と皮膚の境目となる歯状線より上部の、直腸粘膜にできた痔核を外痔核と 呼ぶ。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「外痔核」のところです。
正しくは、「内痔核」です。
テキストでも確認しておきましょう。詳しくは、配偶者に聞くのもいいでしょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、 瀉下・整腸成分等が配合されたものである」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「痔瘻は、肛門の出口からやや内側の上皮に傷が生じた状態であり、一般に、「切れ 痔」と呼ばれる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「痔瘻」のところです。
正しくは、「裂肛」です。
選択肢の言う「痔瘻」ですが、「肛門内部に存在する肛門腺窩と呼ばれる小さなくぼみに糞便の滓が溜まって炎症・化膿を生じた状態」です。
「痔瘻」は、一番きつい痔なので、皆さんも、注意してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「痔は、肛門部に過度の負担をかけることやストレス等により生じる生活習慣病であ る。」ですが、正しい記述です。
痔の正しい記述です。
なお、痔は、人間にしかない病気とのことです。誰でもなる可能性があるので、ご注意ください。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和5年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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医薬品
├62問：解熱鎮痛薬の配合成分
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