49問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「毒薬及び劇薬」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。

49問‐毒薬及び劇薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「業務上劇薬を取り扱う者は、劇薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さな ければならない。」ですが、誤った記述です。

 ド定番のところです。

 かぎが必要なのは、「毒薬」です。

 「劇薬」にかぎは無用です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「毒薬を、18歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止 されている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「18歳未満」のところです。

 正しくは、「14歳未満」です。

 憶え方あります。「毒薬・劇薬の「14歳未満」と「かぎ」の整理とまとめ‐登録販売者 法規」を参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「毒性、劇性が強いものだけでなく、薬効が期待される摂取量と中毒のおそれがある 摂取量が接近し安全域が狭いものも指定されている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがないので、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「毒薬は、それを収める直接の容器又は被包に、黒地に白枠、白字をもって、当該医 薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない」ですが、正しい記述です。

 「毒薬」の正しい記述です。

 なお、劇薬は、「白地に赤枠、赤字」に「」です。

 「毒薬・劇薬の「法定表示」の整理とまとめ‐登録販売者 法規」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 41問:生物由来製品

 42問:要指導医薬品

 43問:医薬品の広告

 44問:配置販売業

 45問:配置販売業2

 46問:医薬品の陳列方法

 47問:医薬部外品

 48問:一般用医薬品のリスク区分

 49問:毒薬及び劇薬

 50問:監督処分

 51問:濫用等のおそれがあるもの

 52問:登録販売者

 53問:店舗販売業

 54問:化粧品

 55問:薬剤師不在時間

 56問:特定販売

 57問:容器被包記載事項

 58問:食品

 59問:医薬品の定義

 60問:掲示板掲示事項

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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