45問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「配置販売業2」についての問題です。難しいところはありません。基礎や基本ばかりの出題です。

45問‐配置販売業2

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「区域管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないように、その区域の業務につ き、必要な注意をしなければならない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 あまり出ないところですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「購入者の居宅に医薬品をあらかじめ預けておき、配置販売業者が次回訪問時に医薬品使用の有無に関わらず代金を請求する販売形態である」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「医薬品使用の有無に関わらず代金を請求する販売形態である」のところです。

 正しくは、「購入者がこれを使用した後でなければ代金請求権を生じない(「先用後利」という)といった販売形態」です。

 「先用後利」は、配置販売業のド定番キーワードなので、大丈夫でしょう!

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「区域管理者が薬剤師である配置販売業者は、一般用医薬品及び要指導医薬品を販売 することができる」ですが、誤った記述です。

 配置販売業者は、要指導医薬品を販売できません。扱えるのは、一般用医薬品のみです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「配置販売業者は、その業務に係る都道府県の区域のうち、区域管理者が薬剤師であ る区域において、第一類医薬品を開封して分割販売することが認められている」ですが、誤った記述です。

 ド定番論点です。

 配置販売業者は、そもそも分割販売ができません。

 区域管理者が薬剤師であろうと、第一類医薬品だろうと、関係なく、分割販売が不可です。

 「医薬品の分割販売と、毒薬・劇薬の開封販売のまとめ‐登録販売者 法規」を、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 41問:生物由来製品

 42問:要指導医薬品

 43問:医薬品の広告

 44問:配置販売業

 45問:配置販売業2

 46問:医薬品の陳列方法

 47問:医薬部外品

 48問:一般用医薬品のリスク区分

 49問:毒薬及び劇薬

 50問:監督処分

 51問:濫用等のおそれがあるもの

 52問:登録販売者

 53問:店舗販売業

 54問:化粧品

 55問:薬剤師不在時間

 56問:特定販売

 57問:容器被包記載事項

 58問:食品

 59問:医薬品の定義

 60問:掲示板掲示事項

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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