本問は、「法規」の「化粧品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「化粧品には、衛生害虫類(ねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物)の 防除のため使用される製品群が含まれる。」ですが、誤った記述です。
「化粧品」の定義ですが…、
「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの」
…となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢の言う衛生害虫類ウンヌンですが、「医薬品」の殺虫剤や、「医薬部外品」の「防除用医薬部外品」が該当します。
テキストで確認しておきましょう。
選択肢bの「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しく は機能に影響を及ぼすことを目的とするものは化粧品に含まれない」ですが、正しい記述です。
「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しく は機能に影響を及ぼすことを目的とするもの」ですが、これは、基本的に、医薬品か医薬部外品が該当します。
手引きには…、
「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とするものは化粧品に含まれない。」
…とあります。
他県でもよく問われるので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「化粧品の効能効果の一つに、「毛髪につやを与える。」がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「化粧品は、あくまで「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つ」の範囲内(においてのみ効能効果を表示・標榜することが認められるもの」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「化粧品を業として製造販売する場合には、製造販売業の許可を受けた者が、あらか じめ品目ごとに届出を行う必要がある。ただし、厚生労働大臣が指定する成分を含有する化粧品である場合は、品目ごとの承認を得る必要がある」ですが、正しい記述です。
製造販売業を営むには、「許可」が必要です。
そして、化粧品ですが、品目ごとに「届け出」が要ります。
んで、選択肢の言うように、「厚生労働大臣が指定する成分を含有する化粧品」なときは、品目ごとに「承認」が必要と相なります。
すべてテキスト記載事項です。ややこしいですが、整理して、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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