登録販売者 過去問＋解説 関西広域連合 令和6年度（2024年度）第85問
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「毒薬、劇薬及び生物由来製品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第85問‐毒薬、劇薬及び生物由来製品
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「毒薬については、それを収める直接の容器又は被包に、赤地に白枠、白字 をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければなら ない。」ですが、誤った記述です。
定番問題ですね。
間違っているのは、「赤地に白枠、白字」のところです。
正しくは、「黒地に白枠、 白字」です。
「」も、参考にしてください。
ちなみに、「劇薬」は、「白地に赤枠、赤字」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「店舗管理者が薬剤師である場合に限り、店舗販売業者は毒薬又は劇薬を 開封販売することができる」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者及び医薬品営業 所管理者が薬剤師である卸売販売業者以外の医薬品の販売業者は、開封して、販売等してはなら ないとされている」
…とあります。
ですから、これとは「逆」で、選択肢のように、「店舗管理者が薬剤師」であるなら、毒薬・劇薬を開封販売できる、と相なります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「生物由来製品には、植物に由来するもののみを原料又は材料として製造 されるものもある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「植物に由来するもののみを原料又は材料として」のところです。
手引きには…、
「人その他の生物（植物を除く。）に由来するものを原料又は材料として製造（小分けを含む。） をされる医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器のうち、保健衛生上特別の注意を要する ものとして、厚生労働大臣が薬事審議会の意見を聴いて指定するもの」
…とあります。
「植物を除く」とあります。
選択肢のようだと、生薬が生物由来製品となってしまいます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「現在のところ、生物由来製品として指定された一般用医薬品はない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
また、生物由来製品として指定された要指導医薬品もないです。
併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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