登録販売者過去問＋解説関西広域連合令和6年度（2024年度）第84問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「法規」の「一般用医薬品及び要指導医薬品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第84問‐一般用医薬品及び要指導医薬品

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「要指導医薬品は、その適正な使用のために薬剤師又は登録販売者の対面による情報の提供及び薬学的知見に基づく指導が行われることを必要とする。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「薬剤師又は登録販売者」のところです。

　登録販売者が扱えるのは、第2類医薬品と第3類医薬品のみです。

　要指導医薬品の対面指導ができるのは、薬剤師です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

　選択肢bの「医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない、がん、心臓病等の疾患に対する効能効果は、要指導医薬品にのみ認められている。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「要指導医薬品にのみ認められている。」のところです。

　正しくは、「一般用医薬品及び要指導医薬品において認められていない。」です。

　要指導医薬品ですが、一般の店舗で売られるものですね。医療用医薬品とは違います。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「配置販売業は、要指導医薬品の販売は認められていない。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　配置販売業が扱えるのは、一般用医薬品（配置販売品目基準に適合したもの）です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「一般用医薬品の効能効果の表現は、一般の生活者が判断できる症状で示されている」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　「一般の生活者」が判断できる表現でないと、買えないですよね。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「誤」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：5

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

法規

　98問：濫用等のおそれのあるものの販売時確認

　99問：医薬品の広告

　100問：監督処分

令和6年度関西広域連合科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・令和6年度インデックス

　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（第61～第80問）

　・薬事に関する法規と制度（第81～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

★みんなとシェアする

法規

関西広域連合

令和6年度科目別リンク

├令和6年度インデックス
├基本的な知識
├主な医薬品とその作用
├人体の働きと医薬品
├薬事に関する法規と制度
└医薬品の適正使用と安全対策