本問は、「医薬品」の「鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分」についての問題です。。鎮暈薬の抗ヒスタミン成分のあまり出ない論点が正面から問われています。出題率からして、厳しいと思います。選択肢を絞り切って、解答してください。復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
問題文には、「抗ヒスタミン成分」とあります。
よって、ここから…、
「2」の「抗コリン成分」の「スコポラミン臭化水素酸塩」が消去されます。
「3」の「鎮静成分」の「アリルイソプロピルアセチル尿素」が消去されます。
「4」の「抗めまい成分」の「ジフェニドール塩酸塩」が消去されます。
残る「1」の「プロメタジン塩酸塩」と、「5」の「ジメンヒドリナート(ジフェンヒドラミンテオクル酸塩)」は、両方とも、「抗ヒスタミン成分」です。
判断ポイントは、「外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命 的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある」のところです。
こういう禁忌があるのは、「1」の「プロメタジン塩酸塩」で、これが答えとなります。
当該プロメタジン塩酸塩の禁忌は、あまり出なかったのですが、全国的に、禁忌が問われるようになっています。
頻出論点と言ってもいいです。復習して、解けるようになっておきましょう。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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