本問は、「医薬品」の「口内炎及びその治療」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「口内炎は、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔 内の不衛生など が要因となって生じることが多いとされ、通常であれば1~2週間で自然寛解する。」ですが、正しい記述です。
「口内炎」の正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
なお、数字は、常に狙われています。「1~2週間」は、出題実績あります。
「医薬品の数字9」を一読をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療 機関を受診するなどの対応が必要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
他県にて、「ベーチェット病」などの具体的な病名が出題されています。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ステロイド性抗炎症成分であるアズレンスルホン酸ナトリウムは、その含有量によらず長 期連用を避ける必要がある。」ですが、誤った記述です。
「アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)」ですが、「ステロイド性抗炎症成分」ではなく、「組織修復成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、上記アズレンスルホン酸ナトリウムを除いた「ステロイド性抗炎症成分は、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。」は、正しいです。チェックしておきましょう。
選択肢dの「シコンは、ムラサキ科のムラサキの葉を基原とする生薬で、患部からの細菌感染を防止することを期待して口内炎用薬に用いられる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「患部からの細菌感染を防止することを期待」のところです。
「シコン」ですが、「組織修復促進、抗菌などの作用を期待」です。
選択肢の言う「患部からの細菌感染を防止することを期待」ウンヌンは、「殺菌消毒成分」のものです。「セチルピリジニウム塩化物」などが該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、これまでの試験は、生薬の問題は、他の生薬の説明文と入れ替えられるのが常でした。
しかし、本問のように、カタカナ成分の説明文と入れ替えられる出題が、チラホラ散見されるようになっています。
傾向把握の一環としても、見ておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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