本問は、「医薬品」の「浣腸薬」についての問題です。どれも代表的な論点なので、きちんと勉強していれば、100%、取れる問題です。取らないといけません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「浣腸薬は一般に、直腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるため、 妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐きけや嘔吐が現れた場合には、急性腹症(腸管の狭窄 、 閉塞、腹腔 内器官の炎症等)の可能性があり、浣 腸薬の配合成分の刺激によってその症状を 悪化させるおそれがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「腹痛は便秘の時にしばしば起こる症状であるが、腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐きけや 嘔 吐が現れた場合には、急性腹症(腸管の狭窄 、閉塞、腹腔 内器官の炎症等)の可能性がある。」
「瀉 下薬の配合成分の刺激によってその症状を悪化させるおそれがあり、安易に瀉 しゃ 下薬を使用せ ずに医師の診療を受けるなどの対応が必要である」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐 剤では、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促すが、まれに重篤な副作用としてショックを生じることが ある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す」のところです。
「炭酸水素ナトリウム」ですが、「直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで 直腸を刺激する作用」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、後半部分の「まれに重篤な副作用としてショック」は、正しい記述です。他県で出たので、押えておきましょう。
選択肢dの「注入剤の半量等を使用する用法がある場合、残量を再利用するためには冷蔵庫で保管する必要がある」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「残量を再利用するためには冷蔵庫で保管する必要がある」のところです。
手引きには…、
「半量等を使用する用法がある場合、残量を再利用すると感染のおそれがあるので使用後 は廃棄する」
…とあります。
よって、「破棄」が正しいです。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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