3問‐茨城県過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「法規」の「毒薬及び劇薬」の問題です。難しいところはありません。テキストを精読していれば、おおむね解ける選択肢ばかりです。問題文をよく読んで、常識的に考えれば解ける問題です。

3問‐毒薬及び劇薬

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「毒薬とは、毒性が強いものとして厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する医薬品をいう。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　各定義は、精読しておきましょう。キーワードの「厚生労働大臣」と「薬事・食品衛生審議会」は、頻出です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「毒薬は、それを収める直接の容器又は被包に、白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない」ですが、誤った記述です。

　選択肢の記述の「白地に赤枠、赤字」は、「劇薬」のものです。

　「毒薬」は、「黒地に白枠、白字」です。

　憶え方あります。「毒薬・劇薬の「法定表示」の整理とまとめ‐登録販売者法規」を一読をば。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「劇薬を18歳未満の者に交付してはならない」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「18歳未満」のところです。

　正しくは、「14歳未満」です。

　憶え方あります。「毒薬・劇薬の「14歳未満」と「かぎ」の整理とまとめ‐登録販売者法規」を一読をば。

　また、数字は、常に狙われています。「法規の数字」をチェックしておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

　選択肢dの「劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書若しくは一定の条件を満たした電子的ファイルに記録したものの交付を受けなければならない」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　選択肢の太線部分を、再度、テキストで確認しておきましょう。他県では、突っ込まれた出題がありました。

　「譲受人の氏名、住所及び職業」のところも、要注意です。「毒薬・劇薬の「譲渡手続」の整理＋濫用の氏名・年齢」を一読願います。

　よって、選択肢は、「正」となります。