令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「呼吸器系の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織が炎症を起こしたも のである。」ですが、正しい記述です。
「肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織」が間質ですね。
こういうと間違ってるかもですが、肺胞以外の場所が間質です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別がつきやすい。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
間違っているのは、「かぜや気管支炎の症状と区別がつきやすい」のところです。
正しくは、「かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともあり、細心の注意を払って それらとの鑑別が行われている。」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「 喘息は、原因となる医薬品(アスピリン等)の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・ 鼻づまりが現れ、続いて咳 、喘 鳴及び呼吸困難を生じる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
数字の「短時間(1時間以内)」は、特にチェックですね。
不安な人は、「呼吸器系副作用(b)喘息」で、全文に当たっておいてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「 喘 息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症 状は寛解する」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには、そのまんまですが…、
「合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛 解する。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、選択肢の記述は、「軽症例は半日程度で回復するが、重症例は24時間以上持続し、窒息による意識消 失から死に至る危険もある。」
「そのような場合には、直ちに救命救急処置が可能な医療機関を 受診しなければならない。」と続くので、注意が必要ですね。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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