登録販売者 福島県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午後第18問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「呼吸器系の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

福島県 午後第18問‐呼吸器系の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織が炎症を起こしたも のである。」ですが、正しい記述です。

 「肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織」が間質ですね。

 こういうと間違ってるかもですが、肺胞以外の場所が間質です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別がつきやすい。」ですが、誤った記述です。

 んなーこたないですね。

 間違っているのは、「かぜや気管支炎の症状と区別がつきやすい」のところです。

 正しくは、「かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともあり、細心の注意を払って それらとの鑑別が行われている。」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「 喘息は、原因となる医薬品(アスピリン等)の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・ 鼻づまりが現れ、続いて咳 、喘 鳴及び呼吸困難を生じる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 数字の「短時間(1時間以内)」は、特にチェックですね。

 不安な人は、「呼吸器系副作用(b)喘息」で、全文に当たっておいてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「 喘 息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症 状は寛解する」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには、そのまんまですが…、

 「合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛 解する。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、選択肢の記述は、「軽症例は半日程度で回復するが、重症例は24時間以上持続し、窒息による意識消 失から死に至る危険もある。」

 「そのような場合には、直ちに救命救急処置が可能な医療機関を 受診しなければならない。」と続くので、注意が必要ですね。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:口腔

 午後2問:肝臓

 午後3問:呼吸器系

 午後4問:血液

 午後5問:腎臓及び副腎

 午後6問:目

 午後7問:鼻

 午後8問:外皮系

 午後9問:代謝と排泄

 午後10問:医薬品の体内での働き

 午後11問:内服薬の剤形

 午後12問:外用薬の剤形

 午後13問:全身的に現れる医薬品の副作用

 午後14問:肝機能障害

 午後15問:偽アルドステロン症

 午後16問:精神神経系の副作用

 午後17問:消化器系の副作用

 午後18問:呼吸器系の副作用

 午後19問:循環器系及び泌尿器系の副作用

 午後20問:皮膚に現れる副作用

令和7年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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