令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「内服薬の剤形」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「口腔 内崩壊錠は、舌下で溶解させ、有効成分を口腔 粘膜から吸収させる。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
選択肢の記述は、「舌下錠」のものですね。
選択肢の言う「口腔 内崩壊錠」は、「有効成分を舌下で溶解させ、有効成分を口腔 粘膜から吸収させる。」ですよ。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛 み砕かずに水などで飲み 込む。」ですが、正しい記述です。
「顆粒剤」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速や かに消化管から吸収されるという特徴がある。」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「カプセル剤は、カプセル内に散剤や液剤等を充填した剤形であり、カプセルの原材料として 乳糖が広く用いられているため、乳成分に対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注 意が必要である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「乳糖」と「乳成分に対してアレルギーを持つ人」のところです。
正しくは、「ゼラチン」と「ブタなどのタンパク質に対してアレルギーを持つ人」です。
「食べ物アレルギー系(牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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