令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「肝機能障害」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品により生じる肝機能障害は、中毒性のものと、アレルギー性のものに大別される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起きる中毒性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大別される。」
…となっています。
何気に何故だか不思議によく出る記述なので、押えておきましょう。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「軽度の肝機能障害の場合は、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査で初めて判明すること が多い。」ですが、正しい記述です。
消化性潰瘍も、自覚症状が乏しいです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「黄疸 は、ビリルビンが血液中へ排出されず、胆汁中に滞留することにより生じる。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
全体的に違いますね。
正しい記述は、「胆汁中へ排出されず血液中に滞留す ることにより生じる」です。
血液にビリルビンが入っているから、黄色く見えるんですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、おしっこも黄色くなることがあります。
選択肢dの「原因と考えられる医薬品を漫然と使用し続けると、不可逆的な病変(肝不全)を生じ、死に 至ることがある。」ですが、正しい記述です。
「肝機能障害が疑われた時点で、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、医師の診療を受けることが重要である。」
「漫然と原因と考えられる医薬品を使用し続けると、不可逆的な病変(肝不全)を生じ、死に至ることもある。」
…となっています。
そらそーでしょという感じの選択肢です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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