令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「外用薬の剤形」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「軟膏 剤は、油性の基剤で皮膚への刺激が弱い。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「軟膏 剤は、油性の基 剤で皮膚への刺激が弱く、適用部位を水から遮断したい場合等に用い、患部が乾燥してい てもじゅくじゅくと浸潤していても使用できる。」
…とあります。
剤形でド定番なのが軟膏剤です。ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「クリーム剤は、適用部位を水から遮断したい場合に用いる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「適用部位を水から遮断したい場合に用いる」のところです。
選択肢の言うような「適用部位を水から遮断したい」場合は、先に見た軟膏剤ですね。
手引きには…、
「クリーム剤は、油性基剤に水分を 加えたもので、患部を水で洗い流したい場合等に用られるが、皮膚への刺激が強いため傷 等への使用は避ける必要がある」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「外用液剤は、軟膏 剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きにくいという特徴がある。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
間違っているのは、「患部が乾きにくいという特徴」のところです。
手引きには…、
「外用の液状製剤である。軟膏 剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きやすいという特徴が ある。また、適用部位に直接的な刺激感等を与える場合がある」
…とあります。
おなじみの虫刺されのキンカンを思い出してください。
参考:amazon参考:キンカン
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「貼付剤は、適用部位にかぶれなどを起こす場合がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「皮膚に貼り付けて用いる剤形であり、テープ剤及びパップ剤がある。適用部位に有効成 分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす 場合もある。」
…とあります。
湿布を思い出してください。かぶれた人も多々おられるでしょう。わたし、ダメ派ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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