登録販売者 福島県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午後第20問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「皮膚に現れる副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

福島県 午後第20問‐皮膚に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりして いる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 手引きには…、

 「接触皮膚 炎は医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特 徴である。アレルギー性皮膚炎の場合は、発症部位は医薬品の接触部位に限定されない。」

 …とあります。

 整理して押えておきましょう。他県で、入れ替え問題が出てます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「貼付剤による光線過敏症は、貼付剤を剥がした後でも発症することがある。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 手引きには、そのまんまですが…、

 「貼付剤の場合は剥がした後でも発症することがある。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「薬疹 は、医薬品の長期使用後に現れることはない。」ですが、誤った記述です。

 違いますね。

 正しい記述は、「薬疹 は医薬品の使用後1~2週間で起きることが多いが、長期使用後に現れることもある。」です。

 数字の「使用後1~2週間」は、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「薬疹 を経験したことがある人が、再度同種の医薬品を使用しても、アレルギー反応を生じる ことはない。」ですが、誤った記述です。

 これまた、ストレートに違いますね。

 正しい記述は、「アレルギー体質の人や以前に薬疹 を起こしたことがある人で生じやすい」です。

 不安な人は、テキストを精読しておきましょう。

 全文参考:皮膚に現れる副作用(b)薬疹

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

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人体

 午後1問:口腔

 午後2問:肝臓

 午後3問:呼吸器系

 午後4問:血液

 午後5問:腎臓及び副腎

 午後6問:目

 午後7問:鼻

 午後8問:外皮系

 午後9問:代謝と排泄

 午後10問:医薬品の体内での働き

 午後11問:内服薬の剤形

 午後12問:外用薬の剤形

 午後13問:全身的に現れる医薬品の副作用

 午後14問:肝機能障害

 午後15問:偽アルドステロン症

 午後16問:精神神経系の副作用

 午後17問:消化器系の副作用

 午後18問:呼吸器系の副作用

 午後19問:循環器系及び泌尿器系の副作用

 午後20問:皮膚に現れる副作用

令和7年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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