令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「目」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働きはない。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
手引きには…、
「涙液の主な働きとしては…、」
「(1) ゴミや 埃等の異物や刺激性の化学物質が目に入ったときに、それらを洗い流す、」
「(2) 角膜に酸素や栄養分を供給する、」
「(3) 角膜や結膜で生じた老廃物を洗い流す、」
「(4) 目が鮮明な視覚情報を得られるよう角膜表面を滑らかに保つ、」
「(5) リゾチーム、免疫グロブリン等を含み、角膜や結膜を感染から防御する、」
「…等がある。」
…となっています。
今後、先のリストが出題されそうなので、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。」ですが、正しい記述です。
夜盲症(鳥目)といえば、ビタミンAですね。
夜になると配偶者が見えなくなるのも、ビタミンA不足かもしれません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「角膜と水晶体の間は、房水で満たされ、眼内に一定の圧を生じさせている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、眼内に一定の圧(眼圧)を生じさせてい る。」
「透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される」
…とあります。
不安な人は、テキストで確認しておきましょう。
なお、角膜が網膜等に、水晶体が硝子体とかに変えられそうなので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「遠近の焦点調節は、主に硝子体の厚みを変化させることによって行われている」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「硝子体」のところです。
正しくは、「水晶体」です。
手引きには…、
「角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点 を結ぶが、主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。」
…とあります。
こういう“似たような漢字”を入れ替える問題は、登録販売者の定番です。ガチで注意してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
★みんなとシェアする