塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムは、「眼科用薬」の「その他の成分」の「無機塩類」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「その他の配合成分(無機塩類、ビタミン類、アミノ酸)」
「無機塩類」
「涙液の主成分はナトリウムやカリウム等の電解質であるため、」
「配合成分として塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム等が用いられる。」
…と、相なります。
当該「無機塩類」は、「その他の成分」に分類されるためか、ほとんど試験には出ません。
優先順位は、「低い」です。
ただ、マイナー成分の出題が多くなっています。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、チェックしていってください。なお、ガチ暗記は、無用です。
無機塩類は…、
① 涙液の主成分は、ナトリウムやカリウム等の電解質である。
② 点眼薬には、無機塩類として、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムが配合されることがある。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「涙液の主成分は、ナトリウムやカリウム等の電解質である。」ですが、正しい記述です。
手引きの記述がそのまんま問われています。
当該無機塩類は、問題が作りにくいので、こうした記述まで出る可能性が高いです。
ガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、①は、「〇」となります。
②の「点眼薬には、無機塩類として、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムが配合されることがある。」ですが、正しい記述です。
これまた、手引きそのまんまの出題です。
試験に出るとしたら、このくらいが関の山かと思われます。
なお、「塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム」のところを、正確に憶える必要はありません。
ここが、たとえば、「塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、“塩酸ナトリウム”、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム」といった風に変えられたら、受験生の9割は、解けないです。
こういう問題が出たら、諦めましょう。
試験的には、「無機塩類」という語句と、「塩化カリウム」くらいの語句を押さえていれば、十分かと思います。
よって、②は、「〇」となります。
まずもって、「眼科用薬」には、「無機塩類」という成分が存在していることを、頭の片隅に置きましょう。
内容についての詳細は、試験後半になって、余裕があればやるくらいで結構です。ガチで憶える必要は、皆無です。
テキストを精読し、ざっくり把握できていれば、OKです。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
「その他の成分」のリンクです。
無機塩類(塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム)
ビタミン成分(ビタミンA、ビタミンB2、パンテノール、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE)
アミノ酸成分(アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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