無機塩類‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムは、「眼科用薬」の「その他の成分」の「無機塩類」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「その他の配合成分(無機塩類、ビタミン類、アミノ酸)」

 「無機塩類

 「涙液の主成分はナトリウムやカリウム等の電解質であるため、」

 「配合成分として塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム等が用いられる。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 当該「無機塩類」は、「その他の成分」に分類されるためか、ほとんど試験には出ません。

 優先順位は、「低い」です。

 ただ、マイナー成分の出題が多くなっています。

 このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、チェックしていってください。なお、ガチ暗記は、無用です。

過去問○×問題

 無機塩類は…、

 ① 涙液の主成分は、ナトリウムやカリウム等の電解質である。

 ② 点眼薬には、無機塩類として、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムが配合されることがある。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

 ②の正誤はこちらです。

解説①

 先の○×問題の解説です。

 ①の「涙液の主成分は、ナトリウムやカリウム等の電解質である。」ですが、正しい記述です。

 手引きの記述がそのまんま問われています。

 当該無機塩類は、問題が作りにくいので、こうした記述まで出る可能性が高いです。

 ガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。

 よって、①は、「〇」となります。

解説②

 ②の「点眼薬には、無機塩類として、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウムが配合されることがある。」ですが、正しい記述です。

 これまた、手引きそのまんまの出題です。

 試験に出るとしたら、このくらいが関の山かと思われます。

 なお、「塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム」のところを、正確に憶える必要はありません。

 ここが、たとえば、「塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、“塩酸ナトリウム”、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム」といった風に変えられたら、受験生の9割は、解けないです。

 こういう問題が出たら、諦めましょう。

 試験的には、「無機塩類」という語句と、「塩化カリウム」くらいの語句を押さえていれば、十分かと思います。

 よって、②は、「〇」となります。

試験ポイント

 まずもって、「眼科用薬」には、「無機塩類」という成分が存在していることを、頭の片隅に置きましょう。

 内容についての詳細は、試験後半になって、余裕があればやるくらいで結構です。ガチで憶える必要は、皆無です。

 テキストを精読し、ざっくり把握できていれば、OKです。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。


他のページ

 「その他の成分」のリンクです。

 無機塩類(塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム)

 ビタミン成分(ビタミンA、ビタミンB2、パンテノール、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE)

 アミノ酸成分(アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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