危険物取扱者 甲種の公式過去問の旧4問目の解説。旧4問は、おなじみ「保有空地」を問う問題です。当該規定は、語呂合わせで暗記可能です。何回も語呂を唱えれば、点が取れます。本問は、アーカイブ問題(差し替えによって削除された問題)です。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
「保有空地」ですが、これには、語呂合わせがあります。
当該語呂は、「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱん。」です。
「保安距離と保有空地は「語呂暗記」でセットで憶える」を参考に、細部を押えてください。
選択肢1の「屋外タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所、屋外貯蔵所」ですが、語呂と照合しましょう。
当該語呂は、「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱん。」です。
「屋外貯蔵所」は、「がい」です。
「屋外タンク貯蔵所」は、「がいたん」です。
これらは2つは、語呂にあるので、保有空地が必要です。
しかし、「移動タンク貯蔵所」は、語呂に含まれていません。んなもんで、保有空地は要らない、と相なります。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢2の「製造所、屋外タンク貯蔵所、屋外貯蔵所」ですが、語呂で判断するだけです。
当該語呂は、「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱん。」です。
「製造所」は、「せいぞう」です。
「屋外タンク貯蔵所」は、「がいたん」です。
「屋外貯蔵所」は、「がい」です。
選択肢の施設は、すべて、語呂に出てくるので、3つとも、保有空地を設けなくてはなりません。
よって、選択肢は、「○」と相なります。
選択肢3の「製造所、屋内タンク貯蔵所、地下タンク貯蔵所」ですが、語呂チェックするだけです。
当該語呂は、「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱん。」です。
「製造所」は、「せいぞう」です。よって、保有空地が必要となります。
対して、残る「屋内タンク貯蔵所」と「地下タンク貯蔵所」は、語呂に出てきません。従って、保有空地は要りません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢4の「製造所、移動タンク貯蔵所、屋外タンク貯蔵所」ですが、語呂と照らし合わせます。
当該語呂は、「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱん。」です。
「製造所」は、「せいぞう」です。
「屋外タンク貯蔵所」は、「がいたん」です。
よって、この2つの施設は、保有空地が必要となります。
しかし、「移動タンク貯蔵所」は、先の語呂に出てきません。従って、保有空地は要りません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
選択肢5の「一般取扱所、第2種販売取扱所、屋外貯蔵所」ですが、語呂で調べるだけです。
当該語呂は、「せいぞう・ない・がい・がいたん・いっぱん。」です。
「一般取扱所」は、「いっぱん」です。
「屋外貯蔵所」は、「がい」です。
よって、この2つの施設は、保有空地が必要となります。
しかし、「第2種販売取扱所」は、先の語呂に出てきません。従って、保有空地は要りません。
よって、選択肢は、「×」と相なります。
本問は、「一定の空地を保有しなければならない旨の規定が設けられているもの“だけ”を掲げているのはどれか?」の問題です。
よって…、
正解:2
…と相なります。
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:各類性質・・・「ふつう」。
2問:指定数量・・・「ふつう」。
3問:予防規定・・・「ふつう」。
4問:保有空地の幅・・・「ふつう」。
5問:消火器・・・「ふつう」。
6問:屋外タンク貯蔵所 防油堤・・・「ふつう」。
7問:給油取扱所の給油空地・・・「ふつう」。
8問:仮使用・・・「ふつう」。
9問:監督処分・・・「ふつう」。
10問:免状の記載内容・・・「やや難」。
11問:保安講習・・・「ふつう」。
12問:移動タンク貯蔵所・・・「ふつう」。
13問:貯蔵取扱・・・「ふつう」。
14問:定期点検・・・「ふつう」。
15問:運搬・・・「ふつう」。
16問:燃焼形態・・・「ふつう」。
17問:メタノール燃焼・・・「難」。
18問:燃焼・・・「ふつう」。
19問:帯電防止策・・・「ふつう」。
20問:二酸化炭素消火剤・・・「ふつう」。
21問:混合物・・・「ふつう」。
22問:起電力・・・「ふつう」。
23問:炭化カルシウム純度・・・「難」。
24問:芳香族化合物・・・「ふつう」。
25問:全圧・・・「ふつう」。
26問:性状・・・「ふつう」。
27問:第2類危険物・・・「ふつう」。
28問:危険物の性状・・・「ふつう」。
29問:5類危険物の貯蔵取扱・・・「ふつう」。
30問:保護液貯蔵・・・「ふつう」。
31問:3類消火・・・「ふつう」。
32問:鉄粉火災・・・「ふつう」。
33問:1類性状・・・「ふつう」。
34問:硝酸アンモニウム・・・「ふつう」。
35問:リン化カルシウム・・・「ふつう」。
36問:黄りん・・・「ふつう」。
37問:5類性状・・・「ふつう」。
38問:過酸化ベンゾイル・・・「ふつう」。
39問:硫黄・・・「ふつう」。
40問:有害気体・・・「ふつう」。
41問:アセトアルデヒド・・・「ふつう」。
42問:アニリン・・・「ふつう」。
43問:硝酸・・・「ふつう」。
44問:三フッ化臭素・・・「ふつう」。
45問:過酸化ナトリウム・・・「ふつう」。
まず、「理系」からです。
テキストは「 わかりやすい!甲種危険物取扱者試験 第2版 」を…、
問題集は「 本試験によく出る!甲種危険物 第3版 」を利用します。
当該2冊は、「危険物取扱者試験」ではド定番のシリーズで、わたしが受けた試験会場では、半数以上の人が手にしており、あまりの利用率に驚いたくらいです。この2冊を使えば、大丈夫でしょう。
なお、過去問には、「 甲種危険物取扱者試験 令和6年版 」がありますが、理系の人は、買わなくていいでしょう。
次に、「文系」です。
詳細は、「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な人は…、
過去問は「 甲種危険物取扱者試験 令和6年版 」を…、
そして、物化が超絶苦手な人は「 甲種危険物受験の為のわかりやすい物理・化学」を使ってください。
「法令」と「性消」は、乙種のテキストと問題集を再利用します。十分に点が取れます。
おおむね、文系で甲種を受験する人は、わたしのように、受験資格が「4種類(※)」のはずです。テキストと問題集は、「お古」で十分です。わたしは、使い古しのテキストと問題集でざっくり復習し、ほいで、過去問を新たに買ったのですが、これで、9割取れてました。
ところで、乙4とかのテキストを捨ててしまった人は、ド定番の「 わかりやすい!甲種危険物取扱者試験 第2版 」を使います。
問題集は、過去問で代用できるので、よほど不安な人でない限り、要らないです。
んで、過去問の「 甲種危険物取扱者試験 令和6年版 」は、文系の必須教材です。文系の人は、最新版を必ず購入ください。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
受験が終わっても、ボイラーや冷凍機械等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。
危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
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