税務会計能力検定(税務検定)のテキスト

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 税務会計能力検定(税務検定)で使用される公式のテキストを以下、説明していきます。「演習所得税法」や「演習法人税法」などは多分、普通の書店には置いていないので注文するのがベターです。

 「税務会計能力検定(税務検定)」で使用するテキストについて、述べていきます。

 試験勉強並びに受験の際の1資料としてご利用ください。

公式のテキスト

 公式のテキストは、「清文社」の発行する書籍です。

 近所の書店では、「入門税法」と、「演習所得税法」、「演習法人税法」の3冊しかありませんでした。

 おそらく、当該テキストを本屋で見つけるのはなかなかに「難」だと思います。

 通常規模の本屋では、まず、取り置いていないでしょう。テキストを手っ取り早く、または、確実に入手したい方は、書店に注文することをお奨めします。

 なお、税務検定について、いろいろと検索して調べたのですが、どうも、当該税務検定はビジネス専門学校で取得が勧められているようです。

 いわば、専門学校の授業の一環として、使われているのではないか、というわけです。

 テキスト自体は「一般的な市場」を目的としているのではなくて、「専門学校」用に編まれたものだから、一般書店には並ばないのかなーと思いました。

 ま、現在では、アマゾンでも税務検定のテキストを扱っているので、わざわざ大きな本屋に行くのが面倒な人や注文するのがかったるい人は、アマゾンの利用が賢いでしょう。

 ややこしくなるかもしれませんが、テキストは、「全国経理教育協会」が編集して、「清文社」が刷っているようです。

 編集と出版の2つの名称が出てくるので、混乱しないでください。

入門用のテキスト

 「入門税法」-編集:全国経理教育協会/出版:清文社

 法人・所得・消費税の基本的な事柄が書かれています。ざっと立ち読みしただけですが、やさしい文章です。

 このテキストは「4級」を対象としています。

 96P/1050円

 簿記も会計も税法も、何もを知らないという方は読むべきです。

所得税法のテキスト

 「演習所得税法」-編集:全国経理教育協会/出版:清文社

 

 所得税について踏み込んだ内容です。

 「2級」または「3級」を対象としています。

 252P/1890円

 ※ 画像は往時のものです。

法人税法のテキスト

 「演習法人税法」-編集:全国経理教育協会/出版:清文社

 

  法人税について踏み込んだ内容です。

 「2級」または「3級」を対象としています。

 280P/1890円

 ※ 画像は往時のものです。

テキストのまとめ

 わたしの受験当時は、上記の3つのテキストしかなくて、消費税のテキストは見つかりませんでした。

 しかし、現在では(H23年6月)では、消費税のテキストも販売されています。

 税務検定の試験勉強は、上記のテキストを用いることになります。

 1級のテキストについては、項を改めて述べたいと思います。

税務検定1級のテキストについて

 先述したように、税務検定の上記のテキストは、「2級」と「3級」がその対象です。では、「1級」のテキストはどうしたらいいのか、ということになります。

 1級のテキストに関して、ある有意の方からメールを頂きました。

 税務検定の1級においては、2級や3級のように「演習所得税法」などのテキストは販売されていないようです。

 そのメールによると、税務検定の1級については、上記で紹介した2~3級用の「演習所得税法」なり「演習法人税法」なりのテキストをやった後で、過去問をやれば大体合格できる、とのことでした。

 試験の主催元である「社団法人全国経理学校協会」発表の合格率を見ても、1級は35%弱で、2級に至っては80%強を誇る合格率ですので、テキストと過去問だけで合格を狙えるように思います。

 わたし自身実際受けてみて、それら2冊で大丈夫かと思います。本試験は、そんなに難しくなくて、基本的な出題ばかりでした。

 ま、こんな次第で、「1級」の受験のときも、上記清文社製のテキストを使う、という次第です。

 匿名希望さん、有意な情報、ありがとうございました。

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