税務会計能力検定(税務検定)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 税務会計能力検定(税務検定)の試験情報を紹介します。税務検定の受験校の調査、会場校はどこか、合否についてなど、税務会計能力検定を概論的に説明します。

 税務会計能力検定とは、「社団 全国経理教育協会(旧全国経理学校協会)」が主催する税法に関する検定試験です。通称「税務検定」「税検」です。

 試験科目には「法人税」「所得税」「消費税」の国税の3つの検定試験があります。

 それぞれ、1~4級に分類されていますが、多少の簿記の知識があるなら、いきなり1級を受けても大丈夫だと思われます。

 わたしは日商簿記検定の2級を持っていますが、税務検定でも十分に間尺に合いました。

 さて、当該「税務検定」は、何とも情報が少なくて、受験の時に困りました。

 そこで、わたしが法人税1級を受けたときの経験から、税務検定についてのアレコレの情報をまとめたいと思います。

 受験の際の1資料としてご利用ください。

税務検定の申し込み-イントロダクション

 税務検定は、まずは最初の申し込みから、マイナー振りが吹き荒れます。

 どこで、どう申し込めばよいか、いまいちわからないのであります。

 まず、税務検定は、「書店受付ではない」ので、気をつけてください。

 税務検定の申し込みはズバリ、「受験校」受験会場となる学校に、直接出向いて申込みをします。

 間違えやすいのですが、文部科学省認定「簿記能力検定」試験は書店受付しています。

 この「同じ主催者だが、試験のよって申し込み場所が異なる」ので、勘違いをして町中の書店をたむろしないようにしてくださいね^^;

 税務検定の申し込みを書店で行う所もある、とうわさで聞きますが、大阪のどの大きな書店でも受付していないので、「税務検定の書店受付はほぼない」と考えて良いでしょう。

税務検定の申し込み-具体的手順

 税務検定の申し込みを、3ステップに分けて説明します。

STEP 1

 全経のページから、近所の「協会会員校-地域別受験会場校」を探します。

STEP 2

 その学校での税務検定の開催を有無を調べます。

STEP 3

 税務検定を主催する学校が見つかったら、直接出向いて申し込み用紙に記入します。

 わたしの場合、受験票を送るための封筒(80円切手付)を要求されました。

 蛇足ですが、一応、申し込みに行く前に、「本当に“税務検定”の試験を実施するのかどうか」電話かメールで、問い合わせをするとよいでしょう。「かつてはやっていたが、今ではやってない」というケースは結構あります。

 電車を乗り継いではるばる出向いて、「あー今はもうやってないんですよー」は悲劇です。

受験について

 申し込んだ「学校」が「試験会場」となります。申し込みをして試験日が近づいてくると、受験票が送られて来るはずです。

合格発表について

 合格発表は、検定試験として統一された発表方法はないようです。わたしの場合、受験会場の学校で発表するということで、郵送による合否の連絡はきませんでした。

 また、わたしの受験校では、電話連絡による合否の確認を受け付けていないので、会場まで見に行かないといけませんでした。

 なお、当サイトのBBSに寄せられた書き込みによると、学校によっては合否を電話で確認できる所もあります。

税務検定の受験等のまとめ

 税務検定の受検は、まず、試験を行なう会場校を探すのが難点です。

 「税法」をいう人気のない科目で潰しが効かない為か、税務検定試験自体があんまり行われていません。

 試験の実施や合否等の細かいところは、その受験会場となる受験校の方針に拠るようです。

 個人的な意見を言うと、税務検定は受験校探しが肝要です。

 まず、わたしが受けた会場は電車で片道2時間ほどかかる所で、申し込みに片道2時間×2の往復4時間。ほいで、受験したときは、同じように4時間かけて行ってきました。

 で、合否なのですが、わたしの受験校では電話確認不可。だから、また4時間かけて聞きに行かねば…

 ・・・行けるか!!!という感じです。

 ですから、現在も、合否の結果がわかっていません。

 近くで税務検定が受験できるならいいのですが、遠距離となると「試験勉強以上に、受験の付随作業が厳しい」ので、この点にご留意ください。

税務検定のテキスト

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