登録販売者 第2章:人体

第3節:症状からみた主な副作用‐3:体の局所に現れる副作用

6)皮膚に現れる副作用(c)その他

6)皮膚に現れる副作用(c)その他

 「(c)その他

 「外用薬の適用部位(患部)に生じる副作用として、そのほかに含有される刺激性成分による痛み、焼灼感(ヒリヒリする感じ)、熱感、乾燥感等の刺激感、腫れ等がある。」

 「また外用薬には、感染を起こしている患部には使用を避けることとされているものがあるが、感染の初期段階に気付かずに使用して、みずむし・たむし等の白癬症、にきび、化膿症状、持続的な刺激感等を起こす場合があるので注意が必要である。」

 「いずれの場合も、重篤な病態への進行を防止するため、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」




ひとくちコメント

 当該「(c)その他」ですが、出題実績は、ほとんどありません。

 しかし、「副作用ぜんぶ出る」な昨今、読み飛ばすわけにはいきません。

 まあ、難しくないので、一読して内容を理解しておきましょう。

 せいぜい試験に出るのは、記述そのまんまかと思われます。

 たとえば、選択肢の1つに、「外用薬の適用部位(患部)に生じる副作用として、そのほかに含有される刺激性成分による痛み、焼灼感(ヒリヒリする感じ)、熱感、乾燥感等の刺激感、腫れ等がある。」が、そのまま出るくらいでしょう。

 シッカリ読み込んでおけば、問題ないように思います。

 さて、「外用薬には、感染を起こしている患部には使用を避けることとされているものがある」ですが、これには、殺菌作用がない…、

 ・インドメタシン

 ・ケトプロフェン

 ・フェルビナク

 …などの外皮用薬が該当します。

 これらの薬を念頭に読んでいけば、理解が深まると思います。

 以上で、このページは、終了です。ご苦労様でした。


ページリンク

 以上で「皮膚に現れる副作用」は、終わります。

 「副作用情報等の収集と報告」に続きます。

補足リンク

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 本章インデックス・・・「人体 インデックス

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