本問は、「医薬品」の「かぜ薬(総合感冒薬)の成分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「グアイフェネシンは、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として配合されている。」ですが、誤った記述です。
「グアイフェネシン」ですが、「去痰成分」です。
選択肢の言う「鼻汁分泌やくしゃみを抑える」は、「抗ヒスタミン成分」や「抗コリン成分」とかです。
それぞれ「クロルフェニラミンマレイン酸塩」や「ベラドンナ総アルカロイド」などが該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ジヒドロコデインリン酸塩は、長期連用や大量摂取によって倦 怠感や虚脱感、多幸感等が現 れることがある。」ですが、正しい記述です。
「鎮咳成分」の「ジヒドロコデインリン酸塩」の正しい記述です。
手引きには、「依存性が ある成分であることに留意する必要がある。また、これらの咳止め成分は12才未満の小児 には使用禁忌となっている」となっています。
「12才未満の小児」の禁忌ともども、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢におけ る抗炎症作用は期待できない。」ですが、正しい記述です。
「解熱鎮痛成分」の「アセトアミノフェン」の正しい記述です。
その特徴たる「中枢作用・・・解熱・鎮痛。末梢・・・抗炎症作用は期待できない」は、押えておきましょう。よく出ます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「クロルフェニラミンマレイン酸塩は、去痰 作用を目的として配合されている」ですが、誤った記述です。
「クロルフェニラミンマレイン酸塩」は、「抗ヒスタミン成分」です。
名前に、「ミン」とあるところから、判断してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
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