令和5年度の東京都の登録販売者試験の「医薬品」のもくじ。「主な医薬品とその作用」は「40問」出題で、東京都の第61~第100問までを占める。個々の問題への総リンクを挙げる。
令和5年度(2023年度)の東京都の「医薬品」ですが、登録販売者のメイン科目のため、例年通り、手ごわい問題が連続しています。
特に、当該年度は、他の科目が明らかにカンタンだったためか、「医薬品」の問題のレベルがかなり上がっています。
まずもって注意すべきは、テキストのほとんどの論点が出題されるようになったことです。
かつての「医薬品」は、カタカナ成分だけをやっていればよかったのですが、もう通用しなくなっています。
テキストの総論部分、薬の対象となる症状、薬の分類・定義、使用上の注意、禁忌、副作用等々、そのすべてが“バランスよく”出題されています。
当然ですが、カタカナ成分も、ドンドコ出題されています。
テキストの記述を端折ることなく、精読してください。
そして、相変わらず、生薬と漢方処方製剤が出題されています。
生薬の出た問題は、「8問」です。
漢方処方製剤の出た問題は、「7問」です。
どちらかは、勉強しておきましょう。
最後に、「医薬品」で高得点を取るのは、かなり難しいと思います。
まずは、足切りの4割得点(16問正解)を確実に超えるようになってください。
そこらか、ボチボチと、7割得点(28問正解)を、目指してください。
当該年度の「医薬品」ですが、選択肢の構成に、以下のような変化が見られます。
カタカナ成分:2~3個+生薬1~2個
カタカナ成分:2~3個+漢方処方製剤1~2個
上記のように構成された問題が、かなり増えています。
以前にもそこそこ見られた出題形式なのですが、当該年度では、こればっかりとなっています。
よって、生薬や漢方処方製剤の勉強をしていないと、最終解答が導きにくくなっています。
どちらかは、勉強しておくべきです。
先の反動と言いますか、以前は、生薬なり漢方処方製剤で単独での問題があったのですが、当該年度では、激減しています。1問くらいしかないです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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