本問は、「医薬品」の「殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「殺虫剤・忌避剤のうち、原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成 分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放出させるもの等、取扱い上、人体に対する作用 が緩和とはいえない製品については医薬品又は医薬部外品として扱われる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医薬品又は医薬部外品」のところです。
正しくは、「医薬品」です。
手引きには…、
「殺虫剤・忌避剤のうち、人体に 対する作用が緩和な製品については医薬部外品として製造販売されているが、」
「原液を用時希釈し て用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放 出させるもの、劇薬に該当するもの等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品に ついては医薬品として扱われる。」
…とあります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「忌避剤は人体に直接使用されるが、虫さされによる痒 みや腫れなどの症状を和らげる効果は ない。」ですが、正しい記述です。
「忌避剤」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ハエの幼虫(ウジ)が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を 食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆症と呼ばれる症状がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「ハエ蛆症」は、初めて出題されたかと思います。
配偶者のように、気分のよくなる語句・文章ではないですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻 蒸処理による殺虫効 果は高い」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「燻 蒸処理による殺虫効 果は高い」のところです。
手引きには…、
「燻 蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、 殺虫効果を示さない。」
「そのため3週間位後に、もう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆 除する必要がある」
…とあります。
配偶者のようにしぶといですね。
なお、当該ゴキブリですが、身近に出る衛生害虫のためか、よく出題される記述です。先の記述ともども、遺漏なく押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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