本問は、「医薬品」の「解熱鎮痛薬及びその配合成分」の問題です。生薬の選択肢が2つあり、これのどちらかの正誤が付かないと、最終解答が導けられないです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「サザピリンが配合された一般用医薬品の解熱鎮痛薬は、15歳未満の小児に対して使用する ことができる。」ですが、誤った記述です。
これは、絶対にできないといけません。
「サザピリン」ですが、「アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)、サザピリン及 びサリチル酸ナトリウムは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品 として使用してはならない」となっています。
定番の禁忌なので、ガチで押えておきましょう。
「適正使用」でも出ます。「使用しない 小児」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「アスピリンには血液を凝固しにくくさせる作用があり、医療用医薬品として、血栓ができや すい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。」ですが、正しい記述です。
「アスピリン」の正しい記述です。
手引きには…、
「医療用医薬品のアスピリンは、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成 分としても用いられている。」
…とあります。
あまり出ない記述ですが、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓 性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基 原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。正しい記述です。
「ボウイ」の正しい記述です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「シャクヤクは、発汗を促して解熱を助ける作用を期待して配合されている。」ですが、誤った記述です。
「シャクヤク」ですが、「鎮痛鎮痙作用、鎮静作用を示し、内臓 の痛みにも用いられる」です。
選択肢の言う「発汗を促して解熱を助ける」は、「ショウキョウ」や「ケイヒ」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:2
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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