本問は、「医薬品」の「眠気を促す薬」についての問題です。漢方処方製剤の選択肢が2つあります。このうちどちらかがわからないと、最終解答が出ないです。できなくても仕方ありません。復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に続く睡眠障害の緩和に適している。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「慢性的に続く睡眠障害の緩和に適している」のところです。
一般用医薬品なので、選択肢の言うような「慢性的に続く睡眠障害」には、対処できません。
一般用医薬品の眠りを促す薬は、あくまで、「睡眠改善薬として一時的な睡眠障害(寝 つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いられるもの」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ブロモバレリル尿素を含有する催眠鎮静薬は、胎児に障害を引き起こさないため、妊婦の睡 眠障害の緩和に適している」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「胎児に障害を引き起こさないため、妊婦の睡 眠障害の緩和に適している」のところです。
「鎮静成分」の「ブロモバレリル尿素」ですが、「胎児に障害を引き起こす可能性があるため、妊婦又は妊娠し ていると思われる女性は使用を避けるべきである」となっています。
禁忌は、意識して押さえてください。何でも出るようになっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸 、不眠、便秘などを伴 う高血圧の随伴症状(動悸 、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適す とされる。」ですが、正しい記述です。
「柴胡加竜骨牡蛎湯 」の正しい記述です。
「便秘」がポイントです。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神 経症に適すとされる」ですが、正しい記述です。
「酸棗仁湯」の正しい記述です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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