本問は、「適正使用」の「一般用医薬品の安全対策」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般用かぜ薬の使用によると疑われる肝機能障害の発生事例が報告されたことを受けて、2003年 に厚生労働省は、一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示することとした。」ですが、誤った記述です。
基本問題です。
間違っているのは、「肝機能障害」のところです。
正しくは、「間質性肺炎」です。
「一般用かぜ薬・・・間質性肺炎」は、もはや定番論点です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「慢性肝炎患者が 小青竜湯を使用して間質性肺炎を発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあっ たことから、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「小青竜湯」のところです。
正しくは、「小柴胡湯」です。
これも、基本問題です。合わないとダメです。間質性肺炎・・・間質性肺炎ときたら、小柴胡湯ですよ。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「解熱鎮痛成分としてアミノピリン等が配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(シ ョック)が発生したことから、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。」ですが、正しい記述です。
「アミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬」の正しい記述です。これも出るので、テキストを精読しておきましょう。
「アンプル入りかぜ薬・・・ショック」も、暗記しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が 複数報告されたことから、厚生労働省は、代替成分としてプソイドエフェドリン塩酸塩等への速やかな切 替えを指示した。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
選択肢の太文字部分がよく出るので、ガチで押えておきましょう。
なお、プソイドエフェドリン塩酸塩のアルファベットは、「PSE」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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