本問は、「適正使用」の「一般用医薬品の保管及び取扱い」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「点眼薬では、万一、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に別の使用者に感染するおそれがあるた め、添付文書に「家族以外の人とは共用しないこと」と記載されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「家族以外の人とは共用しないこと」のところです。
正しくは、「他の人と共用しないこと」です。
家族間なら感染してもいいというわけにはいかないですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ビン入りの錠剤は、旅行や勤め先等へ携行する場合、市販の容器に移し替えることが適当である。」ですが、誤った記述です。
「他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる)」のところには…、
「医薬品を旅行や勤め先等へ携行するために別の容器へ移し替えると、日時が経過して 中身がどんな医薬品であったか分からなくなってしまうことがあり、誤用の原因となる おそれがある。」
「また、移し替えた容器が湿っていたり、汚れていたりした場合、医薬品 として適切な品質が保持できなくなるおそれがある」
…とあります。
よって、薬の他の容器への移し替えは、不適当となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品については、消防法(昭和23年法律第186号)や高 圧ガス保安法(昭和26年法律第204号)に基づき、その容器への注意事項の表示が義務づけられてい るが、添付文書において「保管及び取扱い上の注意」としても記載されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「高 圧ガス保安法」は、しばしば問われる法律名です。押えておきましょう。
選択肢は、「正」となります。
なお、法律の条文の数字や、昭和26年ウンヌンの年号は、問われたことがないので、神経質になる必要はありません。
選択肢dの「小児に使用される医薬品を除き、医薬品は小児の手の届かないところに保管される必要がある」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「小児に使用される医薬品を除き」のところです。
そんな例外規定はないです。小児に使用される医薬品も、小児の手の届かないところに保管される必要があります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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