本問は、「適正使用」の「副作用情報等の収集」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「血液製剤等の生物由来製品を製造販売する企業は、当該製品の安全性について評価し、その成果が副作 用情報として有用であったときに速やかに報告すれば、定期的に国へ報告する必要はない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「その成果が副作 用情報として有用であったときに速やかに報告すれば、定期的に国へ報告する必要はない」のところです。
そんな制度ではないです。
手引きには…、
「当該製品又は当該製品の原料 又は材料による感染症に関する最新の論文や知見に基づき、当該企業が製造販売する生物由来 製品の安全性について評価し、その成果を定期的に国へ報告する制度を導入している」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「医薬品・医療機器等安全性情報報告制度において、実務上は、医薬品医療機器等法第68条の13第3 項の規定により、報告書を独立行政法人医薬品医療機器総合機構に提出することとされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。報告先は「厚生労働大臣」ですが、実務上は、「総合機構」に提出します。
テキストで確認しておきましょう。
なお、条文の数字の○条とかは、問われたことがないので、無視していいです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、1967年より、厚生省(当時)が全ての医療機関から直 接副作用報告を受ける「医薬品副作用モニター制度」としてスタートした。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「全ての医療機関から」のところです。
医薬品副作用モニター制度ですが、「約3000の医療機関をモニター施設に指定して」始まりました。
数字は、常に狙われています。「適正使用の数字」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「医薬品・医療機器等安全性情報報告制度に基づく報告を行う医薬関係者には、登録販売者が含まれる」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「登録 販売者制度の導入に伴い、登録販売者も本制度に基づく報告を行う医薬関係者として位置づけ られている。」
…とあります。
だから、登録販売者試験に、副作用報告の問題が出るわけです。報告しなくていいなら、試験問題にする必要がないですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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