カルバゾクロムは、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると、「外用薬」では…、
「止血成分」
「炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合がある。」
…となっています。
んで、「内服薬」では…、
「止血成分」
「炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムや、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるフィトナジオン(ビタミンK1)が配合されている場合がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「カルバゾクロム」は、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」に登場します。
市販薬には、「【第3類医薬品】ハレス口内薬 15g 」などがあります。
当該成分は、よく試験に顔を見せます。優先順位は「高い」です。
カルバゾクロムは…、
① カルバゾクロムは、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して配合される場合がある。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「カルバゾクロムは、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して配合される場合がある」ですが、そのとおりです。
カルバゾクロムは、ごぞんじのように、「止血成分」です。
よって、①は、「○」となります。
なお、カルバゾクロムは、歯槽膿漏薬の「外用薬」と「内服薬」の、両方の成分となっています。
念のため、チェックしておきましょう。
カルバゾクロムは、他の薬でも頻出です。んなもんで、他の薬で勉強しておけば、当該歯槽膿漏薬の問題にも、十分対処できます。
なお、くだらない憶え方ですが、「カルバゾクロム」の頭文字「カル」をもじって、あの明治製菓の「カール」と掛けて、「カールで止血」などと憶えました。結構、いいカナと思いますが、くだらないことには変りありません。
さて、「歯槽膿漏薬」ですが、本試験にて、「内服‐外用」の当否が問われています。
参考:福岡県 R2 第91問
カルバゾクロムは、「外用薬」と「内服薬」の、両方に配合される成分です。
基本の「成分名‐名称」に、プラスアルファしておきましょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第3類医薬品】ハレス口内薬 15g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「歯槽膿漏薬」の他の成分へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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