本問は、「医薬品」の「かぜ薬の配合成分」についての問題です。1つだけ面倒な選択肢がありますが、そのほかは、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。最終解答は導けます。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 ― くしゃみや鼻汁を抑える」ですが、正しい記述です。
「抗ヒスタミン成分」の「クロルフェニラミンマレイン酸塩」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
成分名の「d-」のところは、無視していいでしょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 ― 咳を抑える」ですが、正しい記述です。
「デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物」ですが、「鎮咳成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「dl-メチルエフェドリン塩酸塩 ― 炎症による腫れを和らげる」ですが、誤った記述です。
「メチルエフェドリン塩酸塩」ですが、「アドレナリン作動成分」です。
「炎症による腫れを和らげる」ウンヌンは、「抗炎症成分」の説明で、「トラネキサム酸」や「グリチルリチン酸二カリウム」などが該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢aでも述べたことですが、名称中の「dl-」は、気にしなくてもいいでしょう。
選択肢dの「ヘスペリジン ― 気管・気管支を広げる」ですが、誤った記述です。
面倒な選択肢です。
「ヘスペリジン」は、「(k) その他:ビタミン成分等」に出てくる成分です。
当該成分は、「粘膜の健康維持・回復」のために、配合されます。
手引きには…、
「粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンC(アスコルビン酸、アスコルビン酸カルシウム等)、ビタミンB2(リボフラビン、リン酸リボフラビンナトリウム等)、ヘスペリジンや、」
「疲労回復の作用のあるビタミンB1(チアミン硝化物、フルスルチアミン塩酸塩、ビスイブチアミン、チアミンジスルフィド、ベンフォチアミン、ビスベンチアミン等)、アミノエチルスルホン酸 (タウリン)等が配合されている場合がある。」
…とあります。
選択肢の言う「気管・気管支を広げる」は、「アドレナリン作動成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
最近では、こういうマイナーな成分も出るので、遺漏なく、テキストを精読しておきましょう。
「医薬品 その他系のビタミン成分」を、一読願います。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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