本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬部外品の保健薬の効能・効果の範囲は、滋養強壮、虚弱体質の改善、病中・病後 の栄養補給、筋肉痛に限定されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「筋肉痛」のところです。
手引きには…、
「医薬部外品の保健薬があるが、それらの効能・効果の範囲は、滋養強壮、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給等に限定されている。」
「神経痛、“筋肉痛、関節痛、しみ・そばかす等のような特定部位の症状に対する効能・効果については、医 薬品においてのみ認められている」
…となっています。
本問では、「医薬部外品」なので、筋肉痛は対象外となります。
このあたりの記述は、他県でも問われたので、意識して、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「カシュウ、ゴオウ、ゴミシ、ジオウ、ロクジョウ等の生薬成分は、医薬部外品の保健 薬に認められている成分である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医薬部外品」のところです。
手引きには…、
「また、医薬部外品の保健薬は配合成分や分量は人体に対する作用が緩和なものに限られ、カシュウ、ゴオウ、ゴミシ、ジオウ、ロクジョウ等の生薬成分については、医薬品においてのみ認め られている。」
…とあります。
選択肢の生薬は、医薬品のみに認められています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「滋養強壮に用いられる漢方処方製剤として、 十全大補湯、補中益気湯があり、いずれも構成生薬としてカンゾウが含まれる。」ですが、正しい記述です。
「滋養強壮保健薬」の漢方処方製剤は、当該2つしかないので、余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ヘスペリジンはビタミン様物質のひとつで、ビタミンDの働きを助ける作用があると され、滋養強壮保健薬のほか、かぜ薬等にも配合されている」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ビタミンD」のところです。
「ヘスペリジン」ですが、「ビタミンCの吸収を助ける」です。
こういう、マイナー成分がドンドコ出題されているので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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