本問は、「医薬品」の「月経及び婦人薬の適用対象」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「女性の月経は、種々のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、視床下部 や下垂体で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが月経周期に関与す る。」ですが、正しい記述です。
総論部分も、当然、試験に出ます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「閉経の前後の移行的な時期は更年期(閉経周辺期)と呼ばれ、体内の女性ホルモンの量の変動が一時的に無くなる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「体内の女性ホルモンの量の変動が一時的に無くなる」のところです。
正しくは、「体内の女性ホルモンの量が大きく変動することがある。」です。
「無くなる」と「変動する」とでは、まったく意味が異なります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「血の道症は、月経、妊娠などの生理現象や、流産、人工妊娠中絶などを原因とする異 常生理によって起こるとされ、範囲が更年期障害よりも広く、年齢的に必ずしも更年期 に限らない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「月経前症候群は、月経の約 10~3日前に現れ、一般的には月経終了と共に消失する 腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、抑うつなどの精神症状を主 体とするものをいう」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「月経“終了”と共に消失する」のところです。
正しくは、「月経“開始”と共に消失する」です。
テキストを精読しておきましょう。
なお、数字は、常に狙われています。「医薬品の数字8」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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