登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第60問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「医薬品の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県 第60問‐医薬品の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「不整脈では、めまい、立ちくらみ、動悸 、息切れ等の症状が現れることがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 症状部分は暗記しなくていいですが、精読はしておきましょう。変えられたときに、ピンときます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2時間程度で起きることが多 い。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「1~2時間程度」のところです。

 正しくは、「1~2週間程度」です。

 これも、精読しておきましょう。「主な副作用の時間のまとめ‐登録販売者」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、粘膜組織の一部が粘膜筋 板を超えて欠損する状態である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 当該消化性潰瘍は、自覚症状に乏しい時があります。これも、押えておきましょう。

 副作用は、ホントなんでも出るので、精読必須!

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「アレルギー性皮膚炎の発症部位は、医薬品との接触部位に限定され、正常な皮膚 との境界がはっきりしている」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「アレルギー性皮膚炎」のところです。

 正しくは、「接触皮膚 炎」です。

 手引きには…、

 「接触皮膚 炎は医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特 徴である。」

 「アレルギー性皮膚炎の場合は、発症部位は医薬品の接触部位に限定されない

 …とあります。

 きちんと整理して憶えてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 41問:口腔

 42問:消化器系

 43問:胆嚢と肝臓

 44問:呼吸器系

 45問:循環器系

 46問:泌尿器系

 47問:鼻と耳

 48問:目

 49問:外皮系

 50問:骨格系

 51問:筋組織

 52問:中枢神経系

 53問:副交感神経系

 54問:有効成分の吸収

 55問:医薬品の代謝と排泄

 56問:剤形

 57問:皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症

 58問:泌尿器系と感覚器系の副作用

 59問:肝機能障害

 60問:医薬品の副作用

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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