本問は、「人体」の「胆嚢と肝臓」の問題です。難しいことはありません。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、タンパク 質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「タンパク 質」のところです。
正しくは、「脂質」です。
カタカナ語句は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「肝臓は横隔膜の直下に位置する大きい臓器であり、胆汁を産生する等の働きがあ る。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
肝臓の胆汁産生以外の働きは、長いので、「Webテキスト (f) 胆嚢、肝臓」を参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「胃や小腸で吸収されたアルコールは、肝臓へと運ばれて、一度酢酸に代謝された 後、さらに代謝されてアセトアルデヒドとなる。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
アルコール→アセトアルデヒド→酢酸ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「肝臓では、必須アミノ酸であるリジンとロイシンを生合成することができる。」ですが、誤った記述です。
一見すると難しいカタカナ語句が出てるので戸惑いますが、カンタンです。
肝臓は、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成します。
よって、間違っているのは、「必須アミノ酸」のところとなります。
手引きには…、
「肝臓 では、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成することができる。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、必須アミノ酸ですが、注記には、「体内で作られないため、食品などから摂取する必要があるアミノ酸。ヒトの場合、トリプトファン、リジン、メチオニン、 フェニルアラニン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジンの9種のアミノ酸が必須アミノ酸とされ る。」とあります。
トリプトファン以下を憶える必要はないですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、一読はしておきましょう。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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