登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第54問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「有効成分の吸収」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県 第54問‐有効成分の吸収

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物や他の医薬品の作用によって影響 を受ける。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「眼の粘膜に適用する点眼薬は、眼以外の部位に到達して副作用を起こすことはな い。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「眼以外の部位に到達して副作用を起こすことはな い。」のところです。

 正しくは、「鼻眼以外の部位に到達して副作用を起こすことがある」です。

 点眼薬でも全身性の副作用が生じるので、甘く見てはいけないんですね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、先の記述は、「場合によっては点眼する際 には目頭の鼻涙管の部分を押さえ、有効成分が鼻に流れるのを防ぐ必要がある」と続きます。

 目頭は、そこそこ出るので、押えておきましょう。

選択肢c

 選択肢cの「坐 剤は、肛 門から挿入することにより直腸内で溶解され、薄い直腸内壁の粘膜か ら有効成分が吸収されるものである。」ですが、正しい記述です。

 坐剤は、肝臓で代謝されないから、よく効くわけです。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

人体

 41問:口腔

 42問:消化器系

 43問:胆嚢と肝臓

 44問:呼吸器系

 45問:循環器系

 46問:泌尿器系

 47問:鼻と耳

 48問:目

 49問:外皮系

 50問:骨格系

 51問:筋組織

 52問:中枢神経系

 53問:副交感神経系

 54問:有効成分の吸収

 55問:医薬品の代謝と排泄

 56問:剤形

 57問:皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症

 58問:泌尿器系と感覚器系の副作用

 59問:肝機能障害

 60問:医薬品の副作用

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

みんなとシェアする