本問は、「人体」の「泌尿器系と感覚器系の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品の使用が原因となって腎障害を生じることがあり、むくみ(浮腫)、倦怠感、 発疹 、発熱、血尿等の症状が現れることがある。」ですが、正しい記述です。
「腎障害」の正しい記述です。
副作用は、何でも出ます。すべて精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「副交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、 尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。」ですが、正しい記述です。
副交感神経系ですが、「休息・食事」のときに活発になりますね。
トイレ休憩という言葉を思いつけば、「副交感神経系の機能を抑制する」と、おしっこが出にくくなるなーと推測できるかと思います。
なお、手引きには…、
「副交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、膀 胱 の 排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生 じることがある。」
「これが進行すると、尿意があるのに尿が全く出なくなったり(尿閉)、下腹 部が膨満して激しい痛みを感じるようになる。」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「抗コリン作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、眼圧が下がり(急性 緑内障発作)、眼痛や眼の充血に加え、急激な視力低下を来たすことがある。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「眼圧が下がり」のところです。
正しくは、「眼圧が上がり」です。
こういう人を食った問題も出るので、注意してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「医薬品によっては、瞳の拡大(散瞳)による異常な眩 しさや目のかすみ等の副作 用が現れることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「適正使用」の禁忌の「運転操作しない」を思い出してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
正解:5
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