登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第46問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「泌尿器系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県 第46問‐泌尿器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「男性では、膀胱 の真下に尿道を取り囲むように前立腺があり、加齢とともに前立 腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)は、腎小体と尿細管とで構成される。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成する。」

 「 糸球体の外側を袋状のボウマン嚢 が包み込んでおり、これを腎小体という。」

 「ボウマン嚢 から 1本の尿細管が伸びて、腎小体と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成し ている」

 …とあります。

 ガチで出る記述なので、暗記するくらいまで読んでおきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「副腎皮質ホルモンの一つであるアルドステロンは、体内に塩分と水を貯留し、カ リウムの排泄 を促す作用がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 ガチで押えておくべき記述です。何回も読んでおきましょう。

 当該記述は、今昔、よくよく変えられます。

 ・副腎皮質ホルモン→副腎髄質ホルモン

 ・アルドステロン→アドレナリン

 ・塩分と水を貯留し、カ リウムの排泄→カ リウムを貯留し、塩分と水の排泄

 …こんな感じです。

 超絶定番のところなので、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「膀胱 の出口にある膀胱 括約筋が収縮すると、同時に膀胱 壁の排尿筋が緩み、尿が 尿道へと押し出される。」ですが、誤った記述です。

 全体的に間違ってます。

 正しい記述は、「膀胱 の出口にある膀胱 括約筋が“緩む”と、同時に 膀胱 壁の排尿筋が“収縮”し、尿が尿道へと押し出される」です。

 定番論点ですね。

 「排尿」のメカニズムは、「膀胱の出口にある“膀胱括約筋”が“緩む”と、同時に膀胱壁の“排尿筋”が“収縮”し、尿が尿道へと押し出される」です。

 「膀胱括約筋→緩む。排尿筋→収縮」は、正確に暗記してください。

 また、他県では、膀胱括約筋と排尿筋との入れ替え問題があったので、ここにも、注意してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しいものの組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 41問:口腔

 42問:消化器系

 43問:胆嚢と肝臓

 44問:呼吸器系

 45問:循環器系

 46問:泌尿器系

 47問:鼻と耳

 48問:目

 49問:外皮系

 50問:骨格系

 51問:筋組織

 52問:中枢神経系

 53問:副交感神経系

 54問:有効成分の吸収

 55問:医薬品の代謝と排泄

 56問:剤形

 57問:皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症

 58問:泌尿器系と感覚器系の副作用

 59問:肝機能障害

 60問:医薬品の副作用

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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