登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第57問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症」についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。

茨城県 第57問‐皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹 ・発赤、火傷様の水疱 等の 激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態であ る。」ですが、正しい記述です。

 「皮膚粘膜眼症候群」の正しい記述です。

 ド定番論点です。webテキストの「」などで、精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「中毒性表皮壊死融解症は、最初に報告をした医師の名前にちなんで、ライエル症 候群とも呼ばれている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「中毒性表皮壊死融解症」は、別名「ライエル症 候群」です。「TEN」もそうです。

 ちなみに、「皮膚粘膜眼症候群」は、「スティーブンス・ジョンソン症候群」と「SJS」です。

 基本問題ですよ!

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「いずれも、発生は非常にまれであるとはいえ、一旦発症すると多臓器障害の合併 症等により致命的な転帰をたどることがある。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「いずれも、原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することは少なく、1ヶ月 以上経ってから発症することが多い」ですが、誤った記述です。

 全体的に間違ってますね。

 正しい記述は、「いずれも原因医薬品の使用開始後2週間以 内に発症することが多いが、1ヶ月以上経ってから起こることもある。」です。

 これも、基本問題です。解けないとダメです!

 数字ともども、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

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人体

 41問:口腔

 42問:消化器系

 43問:胆嚢と肝臓

 44問:呼吸器系

 45問:循環器系

 46問:泌尿器系

 47問:鼻と耳

 48問:目

 49問:外皮系

 50問:骨格系

 51問:筋組織

 52問:中枢神経系

 53問:副交感神経系

 54問:有効成分の吸収

 55問:医薬品の代謝と排泄

 56問:剤形

 57問:皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症

 58問:泌尿器系と感覚器系の副作用

 59問:肝機能障害

 60問:医薬品の副作用

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

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