登録販売者 愛知県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午後第14問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「医薬品の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

愛知県 午後第14問‐医薬品の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種であ る。原因物質によって発生頻度は異なり、医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁 麻疹 等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高い。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「適正使用」でもおなじみの論点ですね。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)は、38℃以上の高熱を伴って、 発疹 ・発赤、火傷様の水疱 等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の 粘膜に現れる病態で、発症機序の詳細は不明である。また、発症の可能性がある医薬品の種 類も多いため、発症の予測は極めて困難である。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 ちなみに、略語は、「SJS」です。不安な人は、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「中毒性表皮壊死融解症(TEN、ライエル症候群)は、38℃以上の高熱を伴って広範囲 の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱 、皮膚の剥 離、びらん等が認められ、 かつ、口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態で、皮膚粘膜眼症候群と関連のあ る病態と考えられている。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 ド定番の副作用なので、キーワード・数字・アルファベットは、ガチで暗記しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「両眼に現れる急性結膜炎は、皮膚や粘膜の変化とほぼ同時期又は半日~1日程度先行して 生じることが知られているので、そのような症状が現れたときは、皮膚粘膜眼症候群又は中 毒性表皮壊死融解症の前兆である可能性を疑うことが重要である」ですが、正しい記述です。

 出るようになってます。押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 「急性結膜炎」は、これらの前兆かもしれないんだーと、わたしが勉強になったところです。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:肝臓

 午後3問:呼吸器系

 午後4問:循環器系

 午後5問:泌尿器系

 午後6問:目

 午後7問:血液

 午後8問:耳鼻

 午後9問:外皮系

 午後10問:骨格系

 午後11問:筋組織

 午後12問:脳や神経系の働き

 午後13問:有効成分の吸収

 午後14問:医薬品の副作用

 午後15問:薬の代謝、排泄

 午後16問:剤形

 午後17問:全身循環に入る前に肝臓で代謝を受けるもの

 午後18問:医薬品の副作用

 午後19問:医薬品の副作用2

 午後20問:医薬品の副作用3

令和7年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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