本問は、「人体」の「血液」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「血液の粘稠 性は、主として血中脂質量で決まり、血漿 の水分量や赤血球の量はほとんど 影響を与えない。 」ですが、誤った記述です。
全く違いますね。
正しくは、「血液の粘稠 性は、主として血漿 の水分量や 赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えない」です。
脂っこいものを食べたからと言って、血液はドロドロにはならんのです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「リンパ球は、白血球の約1/3を占め、細菌、ウイルス等の異物を認識するB細胞リンパ 球と、それらに対する抗体を産生するT細胞リンパ球とがある。 」ですが、誤った記述です。
逆ですね。
間違っているのは、「ウイルス等の異物を認識するB細胞リンパ 球と、それらに対する抗体を産生するT細胞リンパ球とがある」のところです。
正しくは、「細菌、ウイルス等の異物を認識 するT細胞リンパ球と、それらに対する抗体を産生するB 細胞リンパ球とがある。」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。血管壁を通り抜けて 組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。 」ですが、正しい記述です。
「単球」の正しい記述です。
定番語句なんで、必ず押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「血管が損傷すると、損傷部位に血小板が粘着、凝集して傷口を覆う。このとき血小板から 放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、血漿 タンパク質の一種であ るフィブリンが傷口で重合して線維状のフィブリノゲンとなる 」ですが、誤った記述です。
これまた逆ですね。
正しくは、「フィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリンとなる」です。長:フィブリノゲン→短:フィブリンと憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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