登録販売者 愛知県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午後第7問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「血液」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

愛知県 午後第7問‐血液

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「血液の粘稠 性は、主として血中脂質量で決まり、血漿 の水分量や赤血球の量はほとんど 影響を与えない。 」ですが、誤った記述です。

 全く違いますね。

 正しくは、「血液の粘稠 性は、主として血漿 の水分量や 赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えない」です。

 脂っこいものを食べたからと言って、血液はドロドロにはならんのです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「リンパ球は、白血球の約1/3を占め、細菌、ウイルス等の異物を認識するB細胞リンパ 球と、それらに対する抗体を産生するT細胞リンパ球とがある。 」ですが、誤った記述です。

 逆ですね。

 間違っているのは、「ウイルス等の異物を認識するB細胞リンパ 球と、それらに対する抗体を産生するT細胞リンパ球とがある」のところです。

 正しくは、「細菌、ウイルス等の異物を認識 するT細胞リンパ球と、それらに対する抗体を産生するB 細胞リンパ球とがある。」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。血管壁を通り抜けて 組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。 」ですが、正しい記述です。

 「単球」の正しい記述です。

 定番語句なんで、必ず押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「血管が損傷すると、損傷部位に血小板が粘着、凝集して傷口を覆う。このとき血小板から 放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、血漿 タンパク質の一種であ るフィブリンが傷口で重合して線維状のフィブリノゲンとなる 」ですが、誤った記述です。

 これまた逆ですね。

 正しくは、「フィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリンとなる」です。長:フィブリノゲン→短:フィブリンと憶えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 「正しいもの」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:肝臓

 午後3問:呼吸器系

 午後4問:循環器系

 午後5問:泌尿器系

 午後6問:目

 午後7問:血液

 午後8問:耳鼻

 午後9問:外皮系

 午後10問:骨格系

 午後11問:筋組織

 午後12問:脳や神経系の働き

 午後13問:有効成分の吸収

 午後14問:医薬品の副作用

 午後15問:薬の代謝、排泄

 午後16問:剤形

 午後17問:全身循環に入る前に肝臓で代謝を受けるもの

 午後18問:医薬品の副作用

 午後19問:医薬品の副作用2

 午後20問:医薬品の副作用3

令和7年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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