本問は、「人体」の「外皮系」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「皮膚の熱交換機能は、体温を一定に保つため重要な役割を担っている。体温が上がり始め ると、皮膚を通っている毛細血管が収縮することで、体外へより多くの熱を排出する。 」ですが、誤った記述です。
ん?収縮??となる問題です。
間違っているのは、「毛細血管が収縮することで」のところです。
正しくは、「毛細血管に血液がより多く流れるように血管が開くことで」です。
意外にウッカリする問題です。丁寧に問題文を読みましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造からなる。表皮は最も外側にある角質層と生き た線維芽細胞の層に分けられる。 」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「線維芽細胞」のところです。
正しくは、「表 皮細胞」です。
選択肢のいう「真皮」は、で出てくる奴ですね。
手引きには…、
「真皮は、線維芽細胞とその細胞で産生された線維性のタンパク質(コラーゲン、フィブリリン、 エラスチン等)からなる結合組織の層で、皮膚の弾力と強さを与えている」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものである。メラニン色素は、表 皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線 から皮膚組織を防護する役割がある。 」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「真皮の下には皮下組織があり、肥満細胞が多く集まって皮下脂肪層となっている。皮下脂 肪層は、外気の熱や寒さから体を守るとともに、衝撃から体を保護するほか、脂質としてエ ネルギー源を蓄える機能がある 」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「真皮」のところです。
正しくは、「表皮」です。
テキストを精読してないと、落とす問題です。シッカリ読んでおきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です
正しいものは、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
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