本問は、「医薬品」の「消毒薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「アルカリ性の消毒薬が誤って目に入った場合は、直ちに中和剤を用いて中和することとさ れている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「直ちに中和剤を用いて中和することとさ れている」のところです。
手引きには…、
「酸やアルカリが目に入った場合は、早期に十分な水洗がされることが重要であり、特にア ルカリ性物質の場合には念入りに水洗する。」
「なお、酸をアルカリで中和したり、アルカリを 酸で中和するといった処置は、熱を発生して刺激をかえって強め、状態が悪化するおそれが あるため適切ではない。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「日本薬局方に収載されているクレゾール石ケン液は、原液を水で希釈して用いられるが、 刺激性が強いため、原液が直接皮膚に付着しないようにする必要がある」ですが、正しい記述です。
「クレゾール石鹸液」の正しい記述です。
なお、別名の「ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルで出たこともあるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「日本薬局方」について、不安のある人は、「登録販売者「日本薬局方」のある成分のまとめ‐グリセリン,ヒマシ油,クレゾール石鹸液 」を参考にしてください。
選択肢cの「次亜塩素酸ナトリウムは、アルカリ性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生す るため、混ざらないように注意する必要がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「アルカリ性」のところです。
正しくは、「酸性」です。
登録販売者試験では、酸性中性アルカリ性の語句がよく入れ替えられるので、注意してください。
なお、選択肢の「有毒な塩素ガスが発生す るため、混ざらないように注意する必要がある」は、「次亜塩素酸ナトリウム」の正しい記述です。
まぜるなきけんってやつですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩は、有機塩素系殺菌消毒成分であり、塩素 臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用い られることが多い。」ですが、誤った記述です。
選択肢の記述は、「ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム」や「トリクロルイソシアヌル酸ナトリウム」のものです。
選択肢の言う「ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩」ですが、これは、「クレゾール石鹸液」の別名です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
正解:5
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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