本問は、「医薬品」の「高コレステロール改善薬」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「血液中の高密度リポタンパク質(HDL)が多く、低密度リポタンパク質(LDL)が少 ないと、コレステロールの運搬が末梢組織側に偏ってその蓄積を招き、心臓病や肥満、動脈 硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。」ですが、誤った記述です。
逆です。
間違っているのは、「血液中の高密度リポタンパク質(HDL)が多く、低密度リポタンパク質(LDL)が少 ないと」のところです。
正しくは、「血液中の“低密度リポタンパク質(LDL)”が多く、“高密度リポタンパク質(HDL)”が少 ないと」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステ ロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待し て用いられる。」ですが、正しい記述です。
「ポリエンホスファチジルコリン」の正しい記述です。
「リノール酸」と同じ効能です。
両方の名称で押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「高コレステロール改善薬は、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩 身効果を目的 とした医薬品である。」ですが、誤った記述です。
超絶定番論点です。
高コレステロール改善薬は、やせ薬ではありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ビタミンEは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における 血行を促進する作用があるとされ、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷 え、痺 れ)の緩和等を目的として用いられる。」ですが、正しい記述です。
「ビタミンE」の正しい記述です。
高コレステロール改善薬では、ビタミン成分の出題が目立ちます。「ビタミンB2」ともども、シッカリ押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする