本問は、「医薬品」の「アレルギー(過敏反応)の仕組み」についての問題です。アレルギーのメカニズムが、正面から問われています。あまり出ない論点なので、できなくても仕方がないです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。 アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリ ン(抗体)によって( a )が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質であるヒ スタミンやプロスタグランジン等の物質が遊離する。( a )から遊離したヒスタミンは、 周囲の器官や組織の表面に分布する特定の( b )(受容体)と反応することで、( c )、 血管透過性亢 こう 進等の作用を示す。 a b c 1 脂肪細胞 タンパク質 血管拡張 2 脂肪細胞 炭水化物 血管収縮 3 肥満細胞 炭水化物 血管収縮 4 肥満細胞 タンパク質 血管収縮 5 肥満細胞 タンパク質 血管拡張 5
選択肢aは、「肥満細胞」となります。
“こういうもの”として押えておきましょう。
もう片方の「脂肪細胞」ですが、これは、皮下脂肪層の構成するものですね。
ときおり、択一式でも、出るので、注意してください。
選択肢bは、「タンパク質」となります。
“こういうもの”として押えておきましょう。
まあ、括弧の後ろに「受容体」とあるので、人体で学んだタンパク質が選べるかと思います。
選択肢cは、「血管拡張」となります。
これは、“こういうもの”として憶えるしかありません。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習しておきましょう。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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