ディートは、「公衆衛生用薬」の「忌避剤」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「② 忌避成分」
「ディートは、医薬品又は医薬部外品の忌避剤の有効成分として用いられ、最も効果的で、 効果の持続性も高いとされている。」
「ディートについては、外国において動物実験(ラット皮膚塗布試験)で神経毒性が示唆され ているため、」
「ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、生後6ヶ月未満の乳児 への使用を避けることとされている。」
「また、生後6ヶ月から12歳未満までの小児については、 顔面への使用を避け、」
「1日の使用限度(6ヶ月以上2歳未満:1日1回、2歳以上12歳未満:1日1~3回)を守って使用する必要がある。」
…と、相なります。
だんだんと細かいところまで問われるようになっているので、テキストを精読しておきましょう。
ご存じのように、「ディート」は、「公衆衛生用薬」の「忌避剤」に登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】医薬品 サラテクトミスト リッチリッチ30 200mL 」などがあります。
当該成分は、よく試験に顔を見せるようになりました。
優先順位は「高い」です。
ディートは…、
① ディートは、外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)を6才未満の幼児に使用してはならない。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ディートは、外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)を6才未満の幼児に使用してはならない」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「6才未満の幼児」のところです。
正しくは、「生後6ヶ月未満の乳児」です。
こういう“絶妙なところ”を変えてくるので、注意してください。
使用を避けるのは、「生後6ヶ月未満の乳児」です。
選択肢の言う「6才未満の幼児」が禁忌となるのは、「顔面への使用」です。
よって、①は、「×」となります。
「ディート」ですが、試験の難化を受けて、よくよく問われるようになっています。
シッカリと押えておきましょう。
先述したように、「ディートは、外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)を“生後6ヶ月未満”の乳児に使用してはならない」が、1つ目のポイントです。
そして、ディートを含有する忌避剤は、「生後6ヶ月から12歳未満までの小児」には、顔面への使用を避けます。
また、1日あたりの使用限度があります。
6ヶ月以上2歳未満:1日1回、2歳以上12歳未満:1日1~3回となっています。
数字は、常に狙われています。このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、押えましょう。
次に、「使用上の注意」があります。
なお、ディートは、粘膜刺激性があるので、創傷面、目の周辺、粘膜に薬剤が触れないようにします。
目に入ったときは、大量の水で洗い流します。
このあたりは、押えておきたいところです。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】医薬品 サラテクトミスト リッチリッチ30 200mL 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「忌避成分」には…、
・ディート
…があります。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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