グリチルリチン酸二カリウムは、「眼科用薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「抗炎症成分」
「比較的緩和な抗炎症作用を示す成分として、グリチルリチン酸二カリウムが用いられる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「グリチルリチン酸二カリウム」は、「眼科用薬」の「抗炎症成分」として登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】サンテアスティ 15mL 」などがあります。
「グリチルリチン酸二カリウム」ですが、眼科用薬では、あまり登場しません。
優先順位は「ふつう」です。
ところで、「グリチルリチン酸二カリウム」は、「適正使用」の「医薬品的な問題」にも、よくよく問われます。
「使用(服用)しない」等の論点については、「かぜ薬 抗炎症成分:グリチルリチン酸二カリウム」の方でまとめているので、そちらを参考にしてください。
グリチルリチン酸二カリウムは…、
① グリチルリチン酸二カリウム --- 抗炎症成分。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「リゾチグリチルリチン酸二カリウム --- 抗炎症成分」ですが、正しい記述です。
リゾチグリチルリチン酸二カリウムは、「抗炎症成分」です。
よって、①は、「○」となります。
リゾチグリチルリチン酸二カリウムですが、他の薬でも出てくるので、まあ、大丈夫かと思います。
また、先述したように、眼科用薬では、グリチルリチン酸二カリウムはあまり出ないので、定番の「成分名‐名称」が頭に入っていれば、OKです。
グリチルリチン酸二カリウムは、風邪薬などで問われる論点をマスターしておけば、点眼薬も点が取れます。他の薬のところを尽力してください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】サンテアスティ 15mL 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「眼科用薬」の他の「抗炎症成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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