登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第4章「心臓などの器官や血液に作用する薬」の「強心薬」の「代表的な配合成分、主な副作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。
「強心薬」の「代表的な配合成分、主な副作用」の手引きの前文ですが、「(a) 強心成分」は…、
「心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用(強心作用)を期待して、センソ、ゴオウ、ジャコウ、ロクジョウ等の生薬成分が用いられる。」
…となっています。
次いで、「(b) 強心成分以外の配合成分」は…、
「強心成分の働きを助ける効果を期待して、また、一部の強心薬では、小児五疳薬や胃腸薬、滋養強壮保健薬等の効能・効果を併せ持つものもあり、」
「鎮静、強壮などの作用を目的とする生薬成分を組み合わせて配合されている場合が多い。」
…となっています。
ポイントですが、その分類に気を付けてください。
「強心薬」の配合成分には、「(a) 強心成分」と「(b) 強心成分以外の配合成分」の「2つ」があります。
本試験では、その別が問われたことがあります。
例題としては、「関西広域連合 R4 第37問」があります。
「(a) 強心成分」に当たる生薬は、「センソ、ゴオウ、ジャコウ、ロクジョウ」の4つです。
先の例題の過去問のように、リュウノウとかは「(b) 強心成分以外の配合成分」になります。強心成分ではないので、注意してください。
こういう分類までも、丁寧に押さえてください。
試験的なことを言うと、まずは、最優先で「(a) 強心成分」に当たる「センソ、ゴオウ、ジャコウ、ロクジョウ」の4つをガチで憶えてください。
試験に出るのは、当該4つの生薬がほとんどです。繰り返しますが、最優先で憶えてください。
対して、「(b) 強心成分以外の配合成分」の方は、先の4つが終わってから、追々見ていきましょう。
強心薬の配合成分のうち「(a) 強心成分」は、以下の通りです。
・センソ
・ゴオウ
・ジャコウ
次に、強心薬の配合成分のうち「(b) 強心成分以外の配合成分」は、以下の通りです。
・シンジュ
・ジンコウ
・動物胆
・ユウタン
・サフラン
・ニンジン
「強心薬」の生薬成分ですが、先に見た通りです。
「強心薬」の漢方処方製剤は、以下の通りです。
・相互作用
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