登録販売者:心臓などの器官や血液に作用する薬 貧血用薬(鉄製剤) 代表的な配合成分、主な副作用

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第4章「心臓などの器官や血液に作用する薬」の「貧血用薬(鉄製剤)」の「代表的な配合成分、主な副作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。

インデックス

  1. 手引き抜粋‐代表的な配合成分、主な副作用
  2. コメント・ポイント
  3. 貧血用薬(鉄製剤)の配合成分
  4. 生薬成分
  5. 漢方処方製剤
  6. 成分以外へのリンク

手引き抜粋‐代表的な配合成分、主な副作用

 「貧血用薬(鉄製剤)」の「代表的な配合成分、主な副作用」の【主な副作用】は、以下のように…、

 「貧血用薬(鉄製剤)の主な副作用として、悪心(吐きけ)、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、便秘、下痢等の胃腸障害が知られている。」

 「鉄分の吸収は空腹時のほうが高いとされているが、消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい。」

 「胃への負担を軽減するため、腸溶性(※1)とした製品もある。」

注記‐(※1)

 「腸溶性」のところの「注記」ですが…、

 「胃と腸の pH の違いを利用して、胃ではなく腸で溶けるようにコーティングされた製剤のこと。」

 …となっています。

 出題実績は、ほとんど「ない」です。まあ、読んで字のごとくなので、一読しておけばいいでしょう。

 なお、当該「腸溶性」の製剤ですが、当該貧血用薬のほかに、「瀉下成分」の「ビサコジル」などがあります。

コメント・ポイント

 副作用は、ガチ暗記は無用ですが、何度か目を通しておきましょう。

 突っ込んだ出題はないと思いますが、なんとなくわかるように思います。

 さて、ガチで見ておくべきは、「使用上の注意」に当たる、「消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい」のところです。

 食前とかではないです

 また、「腸溶性」のところも、チェックしておきましょう。試験に出そうとしたら、ここくらいしかないからです。

貧血用薬(鉄製剤)の配合成分

 貧血用薬(鉄製剤)の配合成分は、以下の通りです。

 ・大豆油不鹸化物(ソイステロール)

 ・リノール酸

 ・ポリエンホスファチジルコリン

 ・パンテチン

 ・ビタミンB2

 ・ビタミンE

貧血用薬(鉄製剤)の生薬成分

 「貧血用薬(鉄製剤)」の生薬成分ですが、「ない」です。

 ラクができますね。

貧血用薬(鉄製剤)の漢方処方製剤

 「貧血用薬(鉄製剤)」の漢方処方製剤も、「ない」です。

 一安心です。

成分以外へのリンク

総論・前文

代表的な配合成分、主な副作用

相互作用

受診勧奨等

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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