登録販売者:心臓などの器官や血液に作用する薬 強心薬 総論・前文

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第4章「心臓などの器官や血液に作用する薬」の「強心薬」の「総論・前文」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。

インデックス

  1. 手引き抜粋‐総論・前文
  2. コメント・ポイント
  3. 成分以外へのリンク
  4. カタカナ成分へのリンク

手引き抜粋‐総論・前文

 復習用に、手引きの「総論・前文」部分を抜粋すると…、

 「Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬

 「1 強心薬

 「1)動悸、息切れ等を生じる原因と強心薬の働き

(a) 動悸、息切れ、気つけ

 心臓は、血液を全身に循環させるポンプの働きを担っているが、通常、自律神経系によって無意識のうちに調整がなされており、激しい運動をしたり、興奮したときなどの動悸や息切れは、正常な健康状態でも現れる。」

 「体の不調による動悸、息切れは、日常生活の身体活動や平静にしているときに起こるもので、」

 「心臓の働きが低下して十分な血液を送り出せなくなり、脈拍数を増やすことによってその不足を補おうとして動悸(心臓の拍動が強く若しくは速くなり、又は脈拍が乱れ、それが不快に感じられる。)が起こる。」

 「また、心臓から十分な血液が送り出されないと体の各部への酸素の供給が低下するため、呼吸運動によって取り込む空気の量を増やすことでそれを補お うとして、息切れ(息をすると胸苦しさや不快感があり、意識的な呼吸運動を必要とする。)が起こる。」

 「これらは睡眠不足や疲労による心臓の働きの低下のほか、不安やストレス等の精神的な要因、また、女性では貧血や、更年期に生じるホルモンバランスの乱れなどによっても起こることがある。」

 「気つけとは、心臓の働きの低下による一時的なめまい、立ちくらみ等の症状に対して、意識をはっきりさせたり、活力を回復させる効果のことである。」

(b) 強心薬の働き

 「強心薬は、疲労やストレス等による軽度の心臓の働きの乱れについて、心臓の働きを整えて、動悸や息切れ等の症状の改善を目的とする医薬品である。」

 「心筋に作用して、その収縮力を高めるとされる成分(強心成分)を主体として配合される。」

コメント・ポイント

 「強心薬」の総論・前文部分の「(a) 動悸、息切れ、気つけ」と「(b) 強心薬の働き」ですが、特に要注意なものがないので、一読しておけばいいでしょう。

 難しい内容でないです。つーか、あまり、試験には出ません。

 「強心薬」は、正直言って、配合成分の生薬・漢方処方製剤がド定番です。

 総論・前文のところは、読み通してその内容さえ把握しておけばいいでしょう。

 ただ、最近の傾向から、選択肢の1つに出る可能性はあるので、読み飛ばすのはやめてください。

 「総論・前文」は、以上で終わります。

成分以外へのリンク

総論・前文

代表的な配合成分、主な副作用

相互作用

受診勧奨等

カタカナ成分へのリンク

■強心薬

 総論・前文

 代表的な配合成分、主な副作用

 相互作用

 受診勧奨等

■高コレステロール改善薬

 総論・前文

 代表的な配合成分、主な副作用

 相互作用

 受診勧奨等

 大豆油不鹸化物(ソイステロール)

 リノール酸

 ポリエンホスファチジルコリン

 パンテチン

 ビタミンB2

 ビタミンE

■貧血用薬

 総論・前文

 代表的な配合成分、主な副作用

 相互作用

 受診勧奨等

 フマル酸第一鉄

 溶性ピロリン酸第二鉄

 可溶性含糖酸化鉄

 クエン酸鉄アンモニウム

 銅(硫酸銅)

 コバルト(硫酸コバルト)

 マンガン(硫酸マンガン)

■その他の循環器用薬

 総論・前文

 代表的な配合成分、主な副作用

 相互作用

 受診勧奨等

 ユビデカレノン

 ヘプロニカート

 イノシトールヘキサニコチネート

 ルチン

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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